
理想を現実にする賃貸を探す
文字が読めない上に、地元の人がなにを食べているかはまったく分からないわけですから、どちらを選んでも、好みに合うかもしれないし、合わないかもしれません。
しかし、普通は、たくさん並んでいる中から選ぶはずです。
たくさん並んでいること自体が品質の均一性を示しているように思えるからです。
工業化社会に生きる私たちは、大量生産されたものはぶ叩質が悪くはない”と思うようにプログラミングされているわけです。
では次に、みなさんが中古住宅を購入する場合を想像してください。
新築ではなくて、中古住宅です。
5軒まったく同じ作りの家が並んでいるうちの1軒と、それぞれてんでんばらばらにいろいろな家が建っているうちの1軒と、どちらの物件のほうが優良な物件だと思うでしょう?理論上の回答は明確で、見た目からは判断できない、つまり、どれも同じ程度の質であると判断するのが妥当です。
しかし、心理的には、同じような、望むらくは”まったく”同じ家がたくさんあるうちの1軒のほうの品質が高いように、われわれは錯覚するのです。
資産価値を守るためには、他の人が買いたい、買ってもいいと思う物件であることが重要です。
そして、中古の一戸建てをみなさんが選ぶときの感覚は、みなさんが新築で購入する家を、中古で買おうと検討する人たちと同じはずです。
つまり、資産価値を守ることを念頭に置くのであれば、同じような建物が、少なくとも何軒か建っているうちの1軒であることが有利に働くのです。
同じような家というのは、表層的な、見た目の話です。
都会でなくても最近は1階建ての建物はほとんど見ませんが、高さの違い、道路からの見た目、色、駐車場・庭の位置など、周囲の家とまったく同じであったほうが、売りやすいと言えます。
逆に、売却しにくい家は、個性的な家です。
個性的というのは、別に外壁が赤と白とツートンーカラーになっているとか、上から見ると円形や正三角形になっているという意味ではありません。
「よそさんとは違う家」であろうことを意識している家は、ここで言う個性的な家に該当します。
建売住宅の場合には、外観や形状に関しては、それほど突飛な家を作る業者はいません。
いくら新築であっても、あまりに個性的な物件は買い手が付きにくいからです。
一方、注文住宅の中には、相当奇抜なものも見られます。
では、建売住宅は没個性的かというと、必ずしもそうでもありません。
みなさんも機会があったら、今お住まいの場所の近所で、建売住宅がないかどうか探してみてください。
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